腱鞘炎(けんしょうえん)
腱鞘炎 と ばね指
手の指や手首には筋肉と指や手首を曲げ伸ばしする役目の腱がりますが その腱を包んでいる
腱鞘という鞘(さや)の中を腱が滑るように動くわけですが、使い過ぎや 物を強く握りこんで圧迫
すると腱鞘や腱に炎症が起きてしまう状態をいいます。
そのときに痛みとして感じ、患部に触れたり動かしただけでも、強い痛みが感じられます。 手首の場合は鍋を持ったり、
歯磨きをしたりすることもできなくなります。
更に炎症が進み 腱や腱鞘が肥大化してコブのように腫れると(さや)の中を腱が上手く滑らなくなり引っ掛かった状態のものを
ばね指 と言います 当然 強い痛みが伴うことが有ります。
原因としてはパソコン操作や手や指をたくさん使う仕事から起こるものもありますが、家事や乳児の抱っこなどからも起こります。
治療方法
使いすぎが原因なので安静させるのはですが、それだけではとても時間がかかりますね。
いろいろな方法がありますが
★安静を優先します
薬物療法
● 塗り薬・張り薬・飲み薬などの痛み止め
● 痛みがひどい場合は患部にステロイド注射をする
(ステロイド注射を頻繁にすると腱が切れる場合があるようです)
外科手術
●腱鞘を切開して腱が通りやすくする
保存療法
物理療法を用いて保存的な治療をする・・・
当院では独自の保存的な治療法を行っています。
腱鞘炎には温めてストレッチすれば良いという方もいますが、それはほぼ改善に向かってからの事であり、腫れや炎症があり痛みの強いときには、逆効果でヒドクなるばかりです。
当院の治療法は・・痛みがひどい場合は 患部を冷罨法しながら、微弱電流(マイクロカレント)を通電します。
これは痛くもかゆくもなく損傷した腱を細胞レベルから修復していきますが、患者さんの負担も少なく早い時期で痛みの軽減が期待できます。
コブのように硬くなった場合は 温罨法をしながら超音波治療又はレーザー治療を行います。
また、使いながらでは治りにくいので、場合によっては 患部の負担を軽減する装具も装着し、日常生活に支障のないようにいたします。
腱鞘炎やバネ指でお困りでしたら三村接骨院へご遠慮なくご相談くださいませ